2020年03月22日

孤独な信長と竹千代 ~麒麟がくる・第10話『一人ぼっちの若君』感想~

伊呂波大夫の初登場回であると同時に、信長と竹千代の心境が描かれる今話。
ちなみにしばらく冒頭でポーっとしている駒が描かれるけどが、恋煩いといったところだろうか。
伊呂波大夫は全国津々浦々を旅していて、今回改めて京に戻ったといったところなんだろうけど、ちょっと京の街の狭さを感じる。
(ちなみに三谷幸喜曰く『本当に京の町は狭い。ディズニーランドをちょっと大きくした程度』ということらしいが。)
おそらく伊呂波大夫は駒の相談相手、およびナビゲーターとなっていくのであろう。
彼女のアドバイスを受けた駒が、没落した光秀の世話をしていくのではないかと思う。

そして同時に、駒の命の恩人が明智家の人間(おそらくは十兵衛光秀の父)ということも判明。
この辺りは予想通りの展開。



よく美濃と尾張を何度も往復できるなあとは思うけれど、光秀は再び尾張へ行き、帰蝶と信長の様子を見ることに。
とは言え斉藤利政(道三)も、自分が『海を手にして美濃を豊かにしたい』と言い出して帰蝶を嫁に出したのに、尾張が不利になると手のひら返しのように『同盟も考え物』って言ったあたり、彼の器の限界がわかる気がする。
ともあれ、帰蝶と面会した光秀は、信長に再び会う。
TPOがよくわからず、信秀の祝いに竹千代の父・松平弘忠の首を差し出したり、自分の兄にもかかわらず見殺しにするなど、言動が常軌を逸している信長
それゆえに母の愛情を受けなかったということだが、本質は演じる染谷将太曰く『ピュア』ということらしい。

実際母に喜ばれるために何度も魚を釣って差し出したんだけど、喜ばれたのは最初の1度だけ。
このあたりの『家族の愛に恵まれなかった寂しさ』が今回の信長の根幹にあるのかも。
だから気に入る人間はとことん気に入るというわけだ。


かたや竹千代も、母親を父によって人質に出され、寂しい少年期を過ごしているようだ。
それでも、信長が自分の父を殺した張本人と信長自身が明かしても
『父は母を人質に差しだした張本人で嫌い』『今川は嫌いだが、いずれは独立して国を持ちたい。そのためには敵の懐に飛び込んだ方がいい』
と言い切り、信長に興味を持たれる。

幼少期でありながら我慢強い竹千代に、信長はこの時興味を抱いたか。
信長にとって竹千代は『自身と似た境遇』。光秀は『物珍しい鉄砲のことをよく知っている』ということで興味を持つのかも。

やがて彼らが同盟者・および家臣となってからの関係はどうなっていくのやら
posted by SPIRIT at 20:06| Comment(0) | 大河ドラマ『麒麟がくる』感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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