2019年01月27日

電気自動車(EV)がいいけれど

クラウドワークスで、こんな記事を目にした。

実際にMINIクロスオーバーPHEVに試乗して箱根まで行ってみた!
http://www.xn--miniphev-lo0mu370c.com/


BMW、つまり外車なので僕にとっては高根の花だが、僕自身もあえて車を買うなら、電気自動車(EV)が世の中の流れにも合う感じでいいと思っている。
(MINIクロスオーバーPHEVはハイブリッド車だが)
miniPHEV-300x168.png

日本の電気自動車で一番先端を行ってるのは日産自動車だが、いかんせんゴーン氏の逮捕をはじめ、近年はスキャンダルが続出しており、アンチトヨタであった僕の友人も、それ以上のアンチ日産になってしまった。

電気自動車はリーフを始め早い段階から実用化しているから、今後はEV生産のコスト削減および、販売価格を下げる方針でいかないと生き残れないだろう。


欧州は2040年までにガソリン車を全廃することを決めた。それでフランスのマクロン大統領は化石燃料にかかる税金『炭素税』を引き上げようとしたのだが、反発した人々の

『黄色いベスト運動』

によって、とん挫するに至る。
黄色いベスト運動.jpg
環境省のデータを確認すると
フランス炭素税.png
つまり、100Lですでに68ユーロ(日本円に換算すると約8200円)の税率がかけられている。
フランス国民の中では『EVに変えたくても変えられない』という人間が多いことの証明だと思う。

大統領の理想は非常に立派だが、現実的に詰めが甘かったと。


企業サイドも、迅速なEV・ハイブリッド車の生産コスト削減が求められてるだろう。
ガソリン車以上に販売価格を下げることが、理想を達成するうえで求めらえている。
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2018年12月29日

僕の職場と裁量労働制の是非

僕は薬局を退職してから、大学の研究室で研究補助で働いている。
一応そこは『裁量労働制』ということらしい。
ためか、名目上のシフト制は10:00-17:00なのだが、遅刻してもあまり怒られなかったりする(10時より前に顔を出すようにすることや、それより前に開催される勉強会に参加することは求められている。)

そのため、割と拘束がゆるく、マイペースで実験が進められる。それ以外はネットで実験関連の情報を集めたり、新聞を読んだりして比較的自由に過ごせる。



僕は『激情家』を自称しており、その通り気性の激しい性格。
両親が仲が悪く家に居づらいのだが、その両親が32歳になる僕に過剰に干渉することもあって、僕の情緒不安定さに拍車をかけている。

ために、仕事中もかなりきめ細かいストレスの抑制と調整が求められるのである。
裁量労働制が自分に合っているのかどうか、気分が不安定の時はトイレで長時間いて気持ちを鎮静したり、ロビーに逃げてヨガを行うことでストレスが発散できる。

薬剤師時代はそうはいかず、トイレが長いと上司に注意されたり、勤務態度が不真面目と評価されたりしていた。
それと、薬局での騒音や混雑で取り乱しやすく、末期はリストカットやトイレの壁に穴をあけたりしていた。

裁量労働制は『定額働かせ放題』ということになりかねないという懸念もあるが、うまくいけば僕のように、ストレスをうまく解消しやすく、その中で生産性を上げやすいということにもつながると思う。


元々現行の労働三法は戦前の工場法(1911年制定)をもとに、1947年に制定されたといわれる。

中卒が集団就職で上京し、『金の卵』ともてはやされた時代は1950年―1960年半ばといわれているが(『金の卵』が流行語になったのは1964年)、その当時は製造業やサービス業の雇用が多かったとされる。

これらは労働時間が成果に比例する肉体労働系(ブルーカラー)なのだが、経済の発展とともに労働時間が必ずしも成果に比例しない頭脳労働系(ホワイトカラー)の仕事が増えてきた。

ホワイトカラーの生産性を上げるために、最近脱時間給や裁量労働制の導入が叫ばれるようになったという。(ブルーカラーには適用されない)


僕のようなそこそこ成功した例もあるけど、厚労省のデータのずさんさもあるし、もう少し議論が必要だと思う。


参考文献

・ウィキペディア 集団就職(https://ja.wikipedia.org/wiki/集団就職)

・ウィキペディア 労働法(https://ja.wikipedia.org/wiki/労働法)

・日本経済新聞 企業、迫られる生産性革命 働き方改革法成立 (https://www.nikkei.com/article/DGXMZO32427820Z20C18A6MM8000/
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2018年11月08日

アメリカ中間選挙後の行方

この前のアメリカ中間選挙で、上院はトランプ大統領率いる共和党が、下院は野党の民主党が過半数を示すという結果に終わった。(上院は3分の1、下院は全議席改選)

中間選挙 獲得議席.jpg
ただ、日経のデータを見る限り、上院の議席の伸びも民主党のほうが大きい。非改選の議席が共和党が100中42と多かったために過半数を取れたようなもの。トランプ政権の辛勝とみていいだろう。

イスラム系女性や黒人女性、ゲイ等LGBTを公表している人間が主に民主党から当選したりもしている。
いずれにしてもこれから、トランプ政権は特に野党サイドとの丁寧なコミュニケーションが求められるのは確か。


その一方、トランプ大統領を支持する人たちは、政権にどんなスキャンダル(ストーミー・ダニエルズ氏との不倫や相次ぐ閣僚交代)が起きても支持することが多い。

『メキシコの壁等、公約をきちんと実行している』ということだそうだが。
これはおそらく、グローバル経済の中で取り残された人間の多さや、ネットフィルターの発達で、自分に都合の悪い情報は入りにくくなっているということもあると思う。(これはフィルターバブルという)

もともと人間は自分に都合のいい情報をよく覚えている一方、都合の悪い情報は割引いてみるところがあるが。


逆を言えば、それだけグローバリズムと情報技術化の副作用が大きく出始めている。

今まで自由と権利の象徴で、多民族国家と呼ばれてきたアメリカだが、ネットによる情報が洪水のように出回る中で、人々の情報は極めて偏り、社会分断が著しくなっている。共和党員も民主党員も仲間同士で徒党を組み、違った党の者たちとは近寄りもしないことが多いとか。当然ながら、議員同士が話し合って落としどころを探るのも難しくなっている。
もちろん民主主義政治が多数決制である以上、最終的には数がものをいうのだろうが、それだと負けた人間の憎悪がさらに深まり、さらに分断が進むという悪循環に陥るのではないか。

こんなこと言ってはいけないんだけど、片一方の層が犯罪を犯して、評判と力を下げていかない限りこの状態は続くのではないのだろうか。(片一方の層が名実ともに評判を地に落とすという形)


近年強硬的・排外的発言で『〇〇のトランプ』と呼ばれる一国のトップは増えてきている。
先月28日のブラジル大統領決選投票に勝利した『ブラジルのトランプ』ボルソナロ氏や、

ボルソナロ氏.jpg
『フィリピンのトランプ』と呼ばれるドゥテルテ大統領、

ドゥテルテ.jpg
『チェコのトランプ』と呼ばれるバビシュ首相等。

バビシュ.png
それだけグローバリズムに取り残された人たちのうっ憤はたまっている。


こちら日本も社会分断が著しく、安倍総理が演説中に「モリカケの件について詳しく話せ」と聴衆の中から声が上がると、別方向から「うるせえこの野郎」とヤジが飛んだという。

ネットの発達は情報を膨大に増加させ、取捨選択の困難さと人々の情報の偏りをもたらした。結果、日本もそれぞれの意見の折り合いをつけることが難しくなってきている。
闇金ウシジマくん バイト君.jpg

この点で思い出す人間がいる。元自民党副総裁・金丸信だ。

金丸信.jpg
晩節を東京佐川急便事件・脱税事件と汚した感はあるが、最盛期は長らく国対委員長として務め、旧社会党との意見折半がうまく、

『足して二で割る金丸流』

と呼ばれていたという。
「民主主義の基礎は妥協である」

という言葉も残している。


『足して2で割る』という形にせよ、『6:4』『7:3』『8:2』という形にせよ、調整と妥協がいかに必要かがわかる。人間が善意と悪意の間で揺れ動いている以上、答えは一つしかないわけで。
社会分断と情報の偏りは妥協と譲歩を難しくする。その中でどう社会が動いていくのか。


いずれにせよ、これからアメリカもねじれ議会となる中で、トランプ政権の運営は注意してみていかないといけない。
そしてまたネット社会だからこそ、情報の質と真実は正しく見極めていかないといけない。さもなければただの現実逃避になるということを忘れてはならない。
僕も時間の制約や投資を活発に行っていることもあって、ほとんど日系しか読めない状況になっているが(電子版で)、それでも情報を取捨選択してしたたかに生きたいと思っている。



「人生にはな、こういう瞬間がたくさんある。
思っていたのとは、全く違う現実。
学校でも、会社でも、恋愛でも、人はみな自分の都合のいい現実を想定する。
そしてある日突然、それがただの勘違いだったと気づかされる。
己の人間力が試されるのは、こういう瞬間だ」
「いま、お前の前には道が二つ。
一つ、この期に及んで、まだ幻想の中に逃げ込み、このバカ男とのたわごとや、受験のイライラのせいだと決め付け、何も聞かなかったことにして忘れる。
二つ目、辛くとも現実を認め、そしてもう一度歯を食いしばって、ゼロからやり直す。」
「これは、お前の人生だ。お前が好きに決めろ。だがなぁ、おれなら、他人に東大合格の夢を託すより、がんばって自分で東大へ行く方を選ぶがなぁ。」
ドラマ『ドラゴン桜』の桜木弁護士のこのセリフが聞こえてくるようだ。
posted by SPIRIT at 20:04| Comment(0) | 雑考(政治関連) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする