2025年01月09日

訪日外国人向けの薬局? 訪日外国人向けの薬剤師?―4(The Japanese Pharmacy for Inbound Tourists? The Japanese Pharmacist for Inbound Tourists?-4)




うちの薬局にも訪日外国人観光客は結構来るらしく、社長から直々に
『あなたの英語力がもう少し必要。
OTC医薬品を売る時の会話や、英語の症状や薬の種類についてもう少し勉強してほしい』

と言われた僕。
金鉱脈(とはいっても小さいだろうが)を当ててうれしい気分だったが、プレッシャーも大きくなってしまったということで、その日は酒に逃げてしまう。


『いかに来てもらうかではなく、いかに帰ってもらうか』
と言えば、看板のない居酒屋経営で名をはせた岡村佳明氏の言葉。

ただ、孤独を好む僕は、どちらかというと人間関係には不精で、粘り強いフォローとコミュニケーションが苦手。
(発達障害仲間のサークルや教会には定期的に通っているが)
そういう人間には
『いかに来てもらうか』
をまず考えたほうがいいだろう。



日本で働く外国人も、日本人労働者同様に公的保険に加入することが必要とされている。 [マイナビ, 2024]
また、日本に旅行する外国人観光客の約7割は、民間医療保険に加入して旅行することが分かっているが [観光庁, 2024]

ちなみに日本に来てからも、オンラインで加入できる旅行保険(JAPAN TRAVEL INSURENCE)があることはあまり知られていない。
観光庁 訪日旅行における医療保険の加入状況.png

JNTO 日本入国後でも加入できる保険.png

覚えるのに時間がかかるだろうが、もし外国人観光客や外国人労働者向けの処方をする場合、保険手続きの方法も考えていかないといけないか。
『外国人患者の受け入れのための医療機関マニュアル』を読んで勉強するしかない。 [厚生労働省, 2019]



とにかく、まずは外国人向けに薬や症状を英訳して、社長たちに伝えることから始めないと。
つくづく僕は
「できることすべてをやってない」
ことを実感。


参考文献

マイナビ 外国人採用サポネット 社労士解説 外国人労働者の社会保険と手続きの基本
https://global-saponet.mgl.mynavi.jp/visa/7027
観光庁 訪日外国人旅行者の医療に関する実態調査等を行いました
https://www.mlit.go.jp/kankocho/news08_00002.html
厚生労働省 外国人患者の受け入れのための医療機関マニュアル 第4版
https://www.mhlw.go.jp/content/10800000/000795505.pdf
                   
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2025年01月01日

映画『はたらく細胞』感想 (Impression of Movie “Cells at Work!”)

母と一緒に見てきた映画『はたらく細胞』
僕はNHKの
『驚異の小宇宙・人体シリーズ』
の、CGで作られた細胞が動くのが好みなのだけれども、こういう世界観も悪くないと思った。


『骨髄細胞』
という異世界の中で、擬人化された細胞たちが様々な困難を乗り越えて働いている世界観。
ドジっ子の赤血球と、言動は新井がやさしい白血球の淡い恋ものがメイン。
しっかり者の娘とダメおやじの骨髄細胞が、まったく違う世界観なのがうけた。
(娘の骨髄細胞の異世界は西洋メルヘン風、父親の骨髄細胞の異世界は昭和日本風という風に)

そして重労働と偏った食事で乱れた生活っぷりの父親の骨髄細胞は
『ブラック企業同然』
とそこの赤血球から評価されてしまう。

これはおそらく『夢をかなえるゾウ』の
「自分の体を粗末に扱うのは、従業員を酷使させるブラック企業同然や」
というセリフから来たものだと思うけど。

僕も買い食いや酒が好きだから他人事ではない。


佐藤健演じる白血球や、山本耕史演じるキラーT細胞のアクションもまた見ものだけど、切なかったのは
『強い白血球になりたい』
と思っていた幼い白血球前駆体が、人体に不必要と言われてしまい、妄執と狂気から
『白血病細胞』
に変貌してしまうところ。

その結果、娘は生命の危機に立たされてしまうのであるが。(母も娘が幼いころ病気で亡くなったというが、母親も白血病で亡くなったのか)
てっきり白血病細胞は神木隆之介が演じているのかと思いきや(佐藤健と神木隆之介は同じ事務所で『隆』『たけちゃん』と呼び合う仲)、SEKAI NO OWARIのFukaseらしい。
彼も発達障害なのだとか。


うちの母は
『ダメ父親の排泄シーンにおける便の押し合いへし合い』
に惹かれたようだが、確かに子供は下ネタ好きだし、子供に受けるだろうなあ。

あのラグビー選手と力士と思しき人間たちはどこから集めたのだろうか。


結果的には、白血病にかかった娘は骨髄移植で回復するのだけれど、その時に働いていた細胞は白血球にしろ赤血球にしろ消滅してしまう。
赤血球の最後が具体的に描かれていなかったのがなんか切なかった。



ともあれ、よく作りこまれた世界観だったと思う。
                   
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2024年12月19日

外国人患者受入れ医療コーディネーター養成研修(Training of Medical Coordinator Receiving Foreign Patients.)



厚生労働省が、訪日外国人や外国人労働者の患者に応対できるシステムを整えるために
『外国人患者受け入れ医療コーディネーター養成研修(https://www.mhlw.go.jp/content/001357112.pdf)』
を委託する形で開くという。
外国人患者受け入れ医療コーディネーター養成研修.png

外国人患者受け入れ医療コーディネーター養成研修-2.png

うちの薬局ではあまり外国人観光客や外国人労働者は来ないようだが、この先どちらも増えると考えれば
『薬局も外国人に応対できる』
ことが非常に重要に思える。

薬局英会話についての本が出たので、近いうちに買おうと思っているが、同時に今の日本の外国人患者受け入れシステムがどのようになっているのか知る必要はあろう。
僕はとりあえず参加することにした。(zoomでできるし)


参加するのに特に語学資格は必要ないらしい。
ともあれ海外旅行やSNSに英語を書くこと以外、英語を使う機会はなかなかない。
本当は日本も移民や難民を受け入れるべきと思うが、その前に自分が外国人に対応できるようにしなくちゃね。


参考文献
厚生労働省 令和6年度「外国人患者受入れ医療コーディネーター養成研修」について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000202921_00049.html
ラベル:厚生労働省
                   
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